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少し怖いが面白い!FBI行動分析課『クリミナルマインド』が傑作ドラマだった!

皆さま、ご機嫌よう。

犯罪捜査系の海外ドラマを続けてにご紹介していますね。
今回は、クリミナルマインドについてご紹介です。
こちらのドラマも一話完結系ですね。

舞台はアメリカ全土。
FBIに所属する組織である行動分析課BAUという組織が主役のドラマです。

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この作品で取り扱う事件は、全てが異常・凶悪犯罪。
相手は猟奇殺人鬼など一癖も二癖もある犯罪者ばかり。
FBI行動分析課BAUがアメリカ全土を駆け回り、そうした異常犯罪者を捕らえるまでを描いていく、本格派アクション・ミステリー作品です。

はっきり言って、今まで紹介して来たものの中では一番怖いかもしれません・・・!

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しかし、皆さま。
何となく共感できる動機の事件というものに、飽き飽きしてる方もいるのではないでしょうか?

特に昔から犯罪捜査系の映画やドラマ、小説などが好きな方は、
なるほどまたそういう系の動機ねと、動機を頭の中で無意識にカテゴライズしてしまい、事件そのものへの心の動きが薄れている方もいるのでは?

わかりますよその気持ち。
何を隠そう自分がそうでしたからね。

人間ドラマが好きなので、登場人物が成長していくのが楽しくてドラマを見続けているのですが、気づけばメインの事件は二の次になってるなんてこと何度もありました。

事件そのものにスリリングさを求めている方にこそ、このクリミナルマインドはおすすめできます。

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プロファイリングというのをご存知でしょうか?
ちょっと例を挙げて簡単に説明しますね。

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ある児童館でのお話です。
ある日、人数分用意してあったおやつのプリンが、1つ無くなる事件が起こりました。
さて食べたのはどの子でしょう?

この児童館では、何年か前にもつまみ食い事件が起こってました。
その時の事件ではおやつは全部食べられていて、犯人はよく食べる太っちょ君でした。
今回も、似たようなよく食べる太っちょ君はいますが、この子は一個のつまみ食いでは満足できずおそらく全部食べてしまいます。

犯人とは考えにくいですね。

つまみ食いしたプリンの容器は、洗ってありました。
この児童館で、食べたものを洗う良い子は1人です。
真面目なA子ちゃんが犯人ですね?

はい、これがプロファイリングです。

今やったことは、
過去のデータを今回の事件に照らし合わせて、あり得なさそうな人物を除きながら、一番あり得そうな人物を探っていくという作業です。

これと同じようなことを、クリミナルマインドの事件でも行なっていきます。

異常犯罪者は、自分が異常な考えを持っていると理解した上で、確信犯で犯行を行なっていることも多いです。
その場合は徹底的な証拠隠滅を図るため、そもそも手がかりが少なく、長年捕まえられないなんてこともよくあります。

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そこで役に立つのがプロファイリングです。

過去の同じような事件のデータから犯人の思考パターンを分析し、

・どのような家庭で育ったのか
・年齢は何歳くらいなのか、性別は?
・被害者に共通点はあるか


など、犯人の人間像を徹底的に洗い出し、FBI・警察の人物データベースと照らし合わせながら特定の1人の人間にまで絞り込んでいきます。

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これが本当に面白い。

絞り込んでコイツだ!となった時はチームと一緒にガッツポーズしますし、どうしようもなく社会に放ってはおけない異常者を捕まえられて良かったと、ドラマと分かっていてもほっとするんです。

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このドラマの見せ場は、プロファイリングだけではありません。

担当の犯罪が異常犯罪系なので事件の絵面も劇的なのは勿論ですが、時には追い詰めたとしても犯人の決死の抵抗に遭うことだってあります。

クリミナルマインドのチーム行動分析課BAUはFBI所属の組織なので、
犯人をプロファイリングで特定する組と、
現場に強行してとっ捕まえてくる組がいます。

頭脳派と肉体派に分かれているイメージですね。

まあ組織自体がとても優秀なので、ほぼ全員が頭脳でも肉体でも戦える集団ではあるのですが。

何が言いたいのかというと、アクションにも力を入れていて、見応えが凄いということです。
事件によっては、大作映画一本見たような満足感に浸れる事件もあります。

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簡単に登場人物紹介いきましょう。
長寿ドラマで途中でキャストが変わったりもするので、重要な登場人物を紹介していきます。

ベテラン捜査官。
ジェーソン・ギデオン

そもそもが優秀な集団BAUの中でも、最高のプロファイラーと呼び声の高い凄腕の捜査官です。

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伝説のプロファイラー。
デヴィッド・ロッシ

BAU創設メンバーで、途中からドラマに加盟します。
いつ加盟するかはお楽しみ。
過去数々の難事件を解決した伝説のプロファイラーです。

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リーダー。
アーロン・ホッチナー

いかにもFBIといった風体の、すべてが優れた完璧人間です。
仲間想いで情に厚いが、真面目過ぎるのが玉にキズ。

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頼れる肉体派。
デレク・モーガン

肉体派ですが、知識でも他のメンバーに引けを取りません。
犯人を特定した後は、デレクが先陣を切って現場に駆け付けるイメージが強いです。

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天才青年。
ドクター・スペンサー・リード

IQ187の頭脳を持ついわゆる天才。
歴戦のBAUメンバーに知識一貫で混ざることのできる貴重な人材です。

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キュートだが凄腕の女捜査官。
ジェニファー・JJ・ジャロウ

実の父親が連続殺人犯で、姉が幼い頃に自殺したという壮絶な過去が彼女を犯罪を憎む凄腕の捜査官へと育て上げました。
彼女が幸せを掴みとれるかは見てのお楽しみに。

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エリート女捜査官
エミリー・プレンティス
家柄が良く、FBIで10年のキャリアを積みBAUメンバーとなりました。
頭脳だけでなく格闘にも長けた女捜査官です。

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才色兼備の女捜査官
アレックス・ブレイク
24歳の若さでFBIにスカウトされた経歴を持つド級のエリート。
大学教授として言語学の博士号も持っています。

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凄腕ハッカー
ペネロープ・ガルシア

ハイテク関係はすべてガルシアに任せればいいというほど凄腕。
FBI・警察のデータベースからものすごいスピードで情報を収集することができる唯一のメンバーです。

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はい、ざっと主要メンバーをご紹介しました。
ドラマの途中に加盟するメンバーもいるので、ほぼ全員紹介するのはどうしようか迷ったのですが、重要なキャラなので紹介させてもらいました。

見てわかったとは思いますが、全員がドがつくほど優秀です。
このメンバーに任せているのだから、頼もしい限りですね。

取り扱う事件がアメリカ全土でも最悪な事件ばかりなだけに、メンバー同士でふざけあったりする場面は他の作品に比べて少ないですが、
だからこそ事件が解決した時に見せる登場人物の笑顔や人間味に、いつの間にか心を奪われてます。

きっと全員大好きになりますよ。

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クリミナルマインドは、2005年にシーズン1の放映がスタートし、2020年のシーズン15でシリーズの終了を一度迎えました。

しかし、こちらも圧倒的人気さゆえにカムバック。
何と2023年から、一部キャストを受け継いでクリミナルマインドエボリューションとして新シーズンが始まっています!

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こちらも人気で続編を待望する声が後を絶たず、
現在ではシーズン2の撮影時期もすでに決定しているような状況です。

クリミナルマインドファンにはたまらない続報ですね。
ディズニープラスにて、15シーズンと新シーズンすべて配信されています。

 

新シーズンも撮影されている今、是非この機会にクリミナルマインドムーブに乗ってみてはいかがでしょうか?

スリリングな体験になるとは思いますが、刺激的な作品を求めている方は是非是非。

ではまた。