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このバディが熱い!アクションも本格派!『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が面白い!

皆さま、ご機嫌よう。

今回は、大好きなMCUドラマ『ファルコン&ウィンターソルジャー』についてお話していきます。

これぞ見たかった物語

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まずは結論から。

このドラマ、面白すぎます。

長尺を使って、この世界観の深堀りが見たかったんだよという夢を叶えてくれた作品です。

噛めば噛むほど味のする作品と言いますか。

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最近のMCUのように宇宙規模ではない、等身大の人間のリアルを描いたドラマです。

壮大な宇宙の物語のようにキラキラ光り輝いてはいないけど、燻し銀の格好良さがある。

そんな作品ですね。

作風も、映画キャプテン・アメリカの魅せ方を踏襲してて大好きです。

指パッチン後の世界の深堀り

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はい、物語の核となる部分ですね。

サノスの指パッチンにより、地球の人口の半分が消滅しました。

映画エンドゲームでのアベンジャーズの激闘で、5年間世界から消えていた人々は戻ります。

しかし、それですべてがハッピーエンドというわけにはいきません。

各国は経済活動を維持するため、消えた人々の穴を何とか補おうとします。

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この政策により、アメリカにも大量の移民が流れ込むことに。

そして5年間の時を経て、移民の生活がアメリカの地に馴染み始めた矢先に、

アベンジャーズの指パッチンで、消えた人々が戻ってきます。

地球を救ったアベンジャーズに、もちろん罪はありません。

しかし、消えた人々が住んでいた場所には、移民が定住しているのも事実。

移民と消えた人々の両方が、同じ土地に共存することとなったのです。

そこで各国は、元々の自国民である消えた人々を優先するために、難民の人々の帰還を目的とする組織『GRC』を設立。

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生活支援も行う組織ですが、目的は移民を自国から追い出すことのため、それも十分なものとは言えません。

移民側は、難民として理不尽な扱いを強いられることになります。

ここで出てくる事実上の移民強制帰還に反発する運動が、この作品で起こる争いの火種となっていく。という話ですね。

難民にされた側は、たまったもんじゃありませんから。

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うーむ、確かによく考えたらそうなるよな・・・。

という納得のいく状況ですよね。

GRCは、各国の意向により立ち上げられた組織なので、移民の排除はもはや世界を挙げた総意なんですね。

難民が孤立して、過激な行動に走るのも理に適っています。

宇宙規模の物語の背景にある、等身大の人間社会を深掘りしてくれるところにとても好感を持てました。

キャラが活かされている

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MCUに登場するキャラクターは、世界に生きています。

それぞれに人間関係があり、この世界と密接に繋がっています。

そうした背景に影響されて彼らは正義や悪に、はたまたそのどちらでもない存在になったりするのですね。

このドラマは、そうした背景の掘り下げが本当に上手でした。

サムがキャプテンを継ぐ物語

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サムは、エンドゲームでスティーブに盾を手渡されました。

以降、自分にキャプテン・アメリカを継ぐ資格があるのか。

また、人種的な問題を顧みたときに、継ぐのは本当に正しい決断なのかと葛藤しています。

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この視点はなるほど、そうだよなと思わせてくれました。

アメリカ社会にとって、黒人白人問題は今も尚続く根深い社会問題です。

そうした問題をサムがキャプテンを継ぐまでの経緯を描くドラマで取り上げることで、サムが盾を受け継ぐ正当性をより強固にすると同時に。

作品に社会へのメッセージを込めようとしているのです。

実験を強いられて虐げられてきた黒人のスーパーソルジャーであるイザイアをドラマに出したことも、評価できるポイントです。

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社会問題を取り上げながらヒーローを語る作品として、とても良くできていると思います。

博物館にイザイアの像が立って、サムと抱き合う場面、感動しましたよね。

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あの最後のハグには、人種問題に対するMCUの深いメッセージが込められているのです。

加えて。

サムがキャプテンを継ぐのは、ただ黒人だからというだけではありません。

サムはこのドラマで、常に倒すべき相手の声にも耳を傾け、その考えを理解しようとしています。

彼は敵味方に区別をつけず、お互いが歩み寄れる可能性を探ることができる人物として描かれました。

最後の演説が、それを物語っていましたね。

サムが誰よりもキャップであるべき理由として、これ以上ない説得力をもって受け入れることができました。

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更にこのドラマでは、サムという『人間』そのものにも焦点を当てています。

どんな家族がいて、どんな環境で育ってきたのか。

それを描くことは、登場人物に本当の意味で興味を持ってもらうためには、とても重要なことです。

サムをヒーローとしてだけではなく一人の人間として掘り下げて描いたところも、このドラマの大きく評価できるポイントですね。

コンビものとしての魅力

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サムには、相方とも呼べるバッキーがいます。

ただ仲が良いという2人というわけではなく、お互い皮肉混じりの憎まれ口を叩き合うような、そんな間柄ですね。

自分は、シビルウォーの頃からこの二人の軽快な会話が好きでした。

このドラマでも、事あるごとにそんな二人のテンポの良いやり取りが見れるので、それも魅力でしたね。

二人には、初代キャップを良く知っているという共通点があります。

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ティーブの親友だったバッキーにサムを認めさせるというのは、素晴らしい演出ですよね。

二人で盾の訓練をする場面、かなり感動しました。

サムの演説も、バッキーの心に大きく刺さったことでしょう。

 

ジョン・ウォーカーの存在

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忘れてはいけないのが、彼の存在です。

彼がいたからこそ、サムはキャプテンを継ぐ決意を固めることが出来たと言ってもいいでしょう。

盾を誰しもが継げるわけではないと示してくれた人物ですね。

ただ、ジョン自身は立派な軍人です。

仲間想いで誠実。

アメリカを守るために、本気でキャプテン・アメリカを受け継ごうとした一人の人間です。

サムとバッキーにもキャプテンとして歩み寄ろうとしていましたしね。

アメリカの希望を象徴する『盾』となるために彼は超人血清を使い、超人的な力を手にすることに。

生身の超人でもないワカンダの女性兵士に歯が立たず、このままではいけないとも思ったのでしょう。

超人血清を拾った後も、すぐに使わずに友人に相談するという思慮深さも見せています。

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友人との話で、自身の軍人経験から経た悲劇を繰り返さないためにも飲むべきだと確信。

彼はそんな想いから、自身に超人血清を使いました。

しかし、友人を殺されたショックで激昂。

その結果、敵を惨殺するという恐ろしい人物像となってしまいました。

血塗れになった盾を持つ画は、まさに彼の象徴となることでしょう。

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それでも、彼なりに必死でアメリカを守る盾であろうとしていたことは確かです。

根は悪人ではない、魅力あるキャラクターでした。

その後ジョンは軍を不名誉除隊になるものの、ヴァレンティーナに目をつけられてUSエージェントとして再びMCUに出てきそうです。

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ヴァレンティーナは裏ニック・フューリーとも呼ばれる女性。

今後の展開がますます楽しみですね。

ジモの再登場

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個人的に好きなキャラが、このジモです。

シビルウォーでは、何のスーパーパワーも持たない彼が静かに暗躍し、ヒーロー達を翻弄して仲間割れさせる姿に惹かれました。

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その理由も、エイジオブウルトロンで自身の国ソコヴィアを戦場にされたことへの仕返しと、風刺が利いています。

素晴らしく魅力あるキャラですよね。

ジモはシビルウォーでティチャラに捕まって自身の人生に幕を引くことが出来ず、死に場所を探しています。

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超人的な力を憎む協力者としてこれまでになかった魅力を見せて、サムとバッキーの元を去るジモ。

逃亡者としてバッキーに銃を突きつけられましたが、今回も殺されることはなく。

また死ぬことを許されずに、ワカンダの女兵士に連れ去られ今度はラフト刑務所へ。

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スパイダーマンで有名なあの刑務所ですね。

そんな状況にあっても、スーパーパワーを持つフラッグスマッシャーズを最後に葬ったのはジモでした。

この暗躍する感じ、最高にジモです。

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彼はまだ、あの凶悪犯がゴロゴロいる刑務所で生きています。

今後の彼の活躍にも期待ですね。

シャロンの行く末

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シャロンがパワーブローカーだったのは流石に驚きましたね。

彼女はペギーの姪ですから。

パワーブローカーは、裏社会の取引を取り仕切る大物のヴィランです。

何をどうしてそんなことになったんでしょう。

不条理な逃亡生活が、彼女を豹変させたのでしょうか。

あれはシャロンではなく、シャロンに擬態したスクラル人だったという説もあります。

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スクラル人は姿形を真似て擬態できる宇宙人です。
コミックではその能力を使って地球を乗っ取ろうとしたことがあったとか。

MCUは宇宙規模の物語になっていますし、ない話でもなさそうです。

スクラル人はキャプテン・マーベルで既にMCUに出ていますし、シークレット・インベージョンにも深く関わっていそうなので、あり得そうですよね。

だとすれば、本物のシャロンは・・・?

どちらに転んでも波乱を呼びそうな展開に、今後も目が離せません。

質の高いアクション

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このドラマは、アクション作品としても超一流レベルです。

そのロケーションも様々でした。

ヘリ、トラックでの戦闘、波止場などなど、舞台演出でも飽きさせません。
スパイ映画さながらですね。

加えて。

敵とはもちろん、時には味方とすらやり合いますから、対戦カードにも飽きなかったです。

映画キャプテン・アメリカシリーズを彷彿とさせる、迫力の肉弾戦がアツかった。

戦い方も場面によって趣向を凝らされているのが、本当に見ていて楽しかったです。

宇宙規模のバトルも面白いですが、こういう人間同士の骨太な戦闘アクションも、もっと見たいと思わせてくれました。

最後に

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ファルコン&ウィンターソルジャー、面白いです。

この作品は物語良し、アクション良しで本当に言うことないですね。

単体作品としても面白くて、MCUとしても今後の展開に期待できる要素もしっかりとあります。

総じて、かなり完成度の高い作品だと思いますね。

ドラマシリーズを見るには、ディズニープラス加入が条件にはなります。

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ディズニープラス限定作品に、サムがキャプテンを継ぐことなどメインに関わりすぎることを入れると、加入していない人に不親切だと言われるのは確かです。

かと言って、何も入れなさすぎると見る意味も薄くなるので、そのバランスが難しいところだなぁと感じます。

映画で完結させた方が、多くの人に届きやすいのも事実です。

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とは言っても、もうファンであって追うと決めている自分としては、こういうキャラを深掘りするドラマもっと増えてほしいなと思っています。

尺をたっぷり使って物語を掘り下げていけるドラマの方が、キャラの魅力を細かく描写できるのもまた事実ですしね。

メイン筋は宇宙規模の壮大な物語になっていますし、

地球の人間ドラマに焦点を当てて掘り下げるという意味でも、このファルコン&ウィンターソルジャーはなかなか絶妙なラインを突いてきているのではないでしょうか。

ホークアイなんかもそうですよね。

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ただ、それによってメインとなる映画での描写不足が起こらないことを願うばかりではありますね。

観ている層が多いのは圧倒的に映画作品ですから。

映画だけ見ても面白い。ドラマも見るともっと面白い。

そんな棲み分けで制作されることを願います。

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今後は、このキャップになったサムがヒーローを集結させるんでしょうか。

その未来は本当に楽しみです。

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これからも、マーベル記事に関してはこちらにまとめていきますので、よろしければ見ていってください。

それでは皆さま。
世界は一つ。人は一つ。

ではまた。